Days in my life

タグ: マレーシア (page 3 of 4)

VILLAGE PARK
RESTAURANTの
ナシレマ

マレーシアは本当に何を食べても美味しかったんだけど、
もしおすすめするものをひとつだけ選ばないといけないとしたら、

迷わずこのナシレマを挙げます。
クアラルンプール近郊のアップタウンというエリアにある
Village Park Restaurant


お昼前に到着したにも関わらず、
既に店内はたくさんのローカルの人たちで賑わっていました。メニューはマレー語のみ。
友達おすすめの「ナシレマアヤム(Nasi Lemak Ayam Goreng)」にします。

マレーシアに着いてすぐに食べたのと同じだけど、
店によってサンバルソースや鶏肉の味がずいぶんと違うらしい。


手際よくお皿に盛り付けられ、テーブルへと運ばれていきます。
見渡してみると、ほとんどの人がナシレマを食べている感じ。

店内に漂うチキンやスパイスの香りや
ほんのり甘いココナッツミルクの匂いが食欲をそそります。
我らがテーブルにも運ばれてきました!


これぞ “ローカル食堂の人気の一皿!!”というビジュアルもたまりません。
ふわっと広がるナシレマのココナッツの香り。

鶏肉は皮はカリっとした食感で、
中からは肉汁がジュワッとでてきてとってもジューシー。
サンバルソースもスパイシーな辛味と旨みのバランスが絶妙。

それぞれひとつひとつを味わっても美味しいけれど、
これを混ぜ合わせて食べるとなんとも言えない豊かな味が口の中に広がるから不思議。
ああ、しあわせ。

これで10.4リンギットで約300円。

安いッ!
ちなみにマレー語で最後に[k]のつく言葉は[〜ッ]と発音するそう。

なので「ナシレマ(Nasi Lemak)」も正確には「ナシレマッ」になるんだとか。
とにかくこのお店のナシレマッ、おすすめです。

Village Park Restaurant
No. 5, Jalan SS21/37, Damansara Utama
https://www.facebook.com/Village-Park-Restaurant-1639483826264341/

ブルーモスク日和

2017年11月20日月曜日、晴れ。

クアラルンプールの隣町のシャーアラムへと車を走らせます。


目的のブルーモスクが見えてきました。
遠くからでもとても大きな建物であることがわかります。


駐車場に到着!
近くで見るとものすごい迫力。
青い空にブルーがよく映えます。

上の写真の正面に見えるのは、信者の方が自由に出入りできる入り口。
このあたりでウロチョロしていると、「観光客用の入り口は左にぐるっと回ったところにある」と、ムスリムの男性が親切に教えてくれました。


観光客用のエントランスでは、芳名帳に署名をします。
他の人の署名を見てみると、日本人がとても多い。

ガイドさんによると、ここを訪れる観光客の大半は日本人なのだそう。
肌が露出しないように、ケープとヒジャブを貸してもらってまといます。


このブルーの色がとても綺麗で、ちょっとコスプレっぽい楽しい気分にも。
人生初ヒジャブを被って気づいたことは、「丸顔がとても強調される」ということ。
丸顔の友達も私も、よりいっそう顔がまあるく見えました。
ガイドさんがついて英語で解説してくれます。


イスラム教になじみの薄い日本人にもわかりやすくイスラム教のことやモスクのことを話してくださいます。
例えばイスラム教のモスクのドームが丸いのは、コーランの声が場内によく響き渡るようにこの形になったとか。


尖塔形のミナレットは、街のムスリムに礼拝を呼びかけたり、旅人の目印になるようためにこのように背が高いのだということとか。
ムスリムの人にとっては当たり前の「イスラムのいろは」を優しく丁寧に教えてくれました。
そして分かりやすい英語で、とってもフレンドリー。

いわゆる“イスラム国”のようなものは、本来のイスラムとは大きく異なるものだということも話してくれました。
ムスリムの人にとっても、心が傷むできごとなのだろうな…。


ドームの内部。
このモスクは世界で4番目の大きさで、1度に25,000人が集ってお祈りをすることができるのだとか。

完成は1988年で今年でちょうど30年と、比較的新しいことにも驚きです。

でも今のマレーシアという国ができたのも今から60年前だし。
ガイドさんと受付のお姉さんと。
2人ともとてもよくしてくれました。
これがブルーモスクの正面。

大きくてカメラの画角に入りきらない。
シャーアラムのブルーモスクへは公共の交通機関だとちょっと不便な場所にあるけれど、uberなどを使ってわざわざ訪れる価値はあると思います。

金曜日は礼拝のため入れないけれど、火曜日には日本語のガイドさんもいるのだそうです。

ここは…。

クアラルンプール郊外にある、瀟洒な高級コンドミニアム。
ここの一室で金正男殺害のVXガスが作られていたらしい。

なんと…。

マラッカ河畔の散歩道

2日間のんびり楽しんだマラッカの旅もそろそろ終盤。
クアラルンプール行きのバスに乗るため、バスターミナルへ向かわなくては。


中心街は道も狭くて一方通行が多いので
uberを拾いやすい場所を探すためにウロウロしてたら、
マラッカ川の河畔へと抜ける道を発見。
この黄色い壁に沿って奥へと歩いて行くと、こんな風に整備された遊歩道が川沿いに続いていました。


建物の壁にはウォールアートが。
こんな楽しい道、ガイドブックにも載ってなかったので知らなかった!!


バスの時間が気になりつつも、テンションが上がります。
マラッカ川の遊覧船がやってきました。
綺麗に整備された遊歩道だけど、ほとんど人が歩いていません。

こんなに気持ちのいいお散歩コースを独り占めしているようで、気分もいい。
ウォールアートが建ち並ぶ対岸は、こんな感じのバラックの家がちらほらと。


さっきまで見ていた豪奢なプラナカン建築とはうって変わって、簡素な佇まい。
でも空き家になってしまった豪華な建物より、このたくましい生命力みなぎる暮らしの風景に心が惹かれます。


また遊覧船がやってきました。
みんな手を振ってくれます。
徳島の「ひょうたん島クルーズ」みたいで、よりいっそうマラッカに親近感を感じます。それにしてもまったく日本人に会いません。

リバーサイドホテル。
おのずと井上陽水が脳内に流れる、昭和生まれ。
そろそろバスの時間も気になるので、uberがつかまえられそうな道に出ます。

通りに出ると、目の前には小さな観覧車。
スマホで調べ見てみると、夕方から夜にかけてだけ営業している遊園地なのだそう。
「夜のみ営業」って、なんかロマンチック。

さてさて、クアラルンプールへの帰路を急がねば。
uberを拾ってバスターミナルへと向かいます。

ウルトラマンが守るもの

ウルトラマンが守るもの
ピンボケ写真。
マラッカからクアラルンプールへの帰り道、
ウルトラマンの大きな立て看板を見かけたので、慌ててシャッターを切りました。

ウルトラマンに夢中の5歳の甥っ子に
「マレーシアにもウルトラマンいたよ!」
とLINEをしたら、ふーん…とつれない返事。

「だって、ウルトラマンは地球を守ってるんやから当たり前やん」だって。

ウルトラマンの種類を覚えられない伯母は
最近すっかり見下されています。

そんな彼にも、今日市役所から小学校への入学通知書が届いたそう。
4月から1年生か。

プラナカン散策

「プラナカン」はマレー語で“この土地で生まれた子”という意味。

中国から交易のためにマレー半島にやってきた男性と、
現地の女性の間に生まれた子孫のことを、そう呼びます。

かつて東西交易で栄えたマラッカでは
ヨーロッパと中華、そしてマレーの文化がミックスされた
華やかなプラナカン文化が育まれたそうです。



ヨーロッパの建築様式のに影響を受けた建築にふんだんに施された精緻な装飾からも
往時の繁栄ぶりが伺えます。

プラナカンの男性は「ババ」、女性は「ニョニャ」と呼ばれ
プラナカン文化は別名「ババニョニャ文化」と呼ばれることも。


ゴム農園の経営で多くの財を成した一族の私邸を開放して作られた「ババニョニャ博物館」では、豪華絢爛で贅をこらしたプラナカンたちの暮らしぶりを垣間見ることができました。
撮影はこのエントランス部分のみOK。
人数が集まったら英語ガイドさんがついて案内してくれました。

ヒーレン通りにあった、白亜の大豪邸。

でも、街を散策して目に付いたのは空き家や傷んだ家の多さ、でした。


uberの運転手も「街中で遊ぶことはほとんどない」と言ってたし、
これだけ車社会が発達していたら、街中に住むメリットも少ないだろうし、
屋敷を手離したいと考える人も多いのかも。


世界遺産になったとは言え、
古い街並みを維持していくのにいろんな苦労があるんだろうなぁ…と。

軒下にある神棚のようなものにお供え物がしてあって
ここで暮らしを営んでいる人の気配が感じられると、
なんとなくホッとしました。

もっと英語やマレー語が話せたら、
町の人にもっといろんな話が聞けたのかもしれないな。

ホテルで朝食

マラッカでのホテルは「Booking.com」で選びました。

ちょうどタイムセールになっていたから適当に選んだ「エスタディアホテル」は、
部屋からマラッカ海峡は見えるし、インテリアも小洒落ていたし、
周りの環境も静かで、とてもよかったです。

宿泊代金に含まれていた朝食ビュッフェも、
ふだん朝ごはんを食べないにも関わらず、
ついついあれもこれもと食べ過ぎてしまう美味しさ。

プラナカン料理を中心に野菜メニューがたっぷりあったのが、うれしかったです。
ところで、「プラナカン」って言葉を知っていますか?

恥ずかしながら私は3年前にシンガポールを旅したときに、初めて知りました。

これからその「プラナカン」を満喫する散策にでかけます。

NO WIFIで散歩

マレーシア滞在3日目。

ぐっすり眠って目覚めたマラッカの朝。
泊まった宿があるエリアは、
高級ホテルや大型のショッピングモールが建ち並んでいる一方で、
宿のすぐ目の前には昔ながらの長屋のような建物があって、
ちょっと探検してみたくなります。

ホテルを出てしばらくして、
ポケットWiFiを持ってくるのを忘れたことに気づきました。

思えば、数年前まで海外でネットが繋がらないのなんて当たり前だったのに、
無いとどことなく心もとない。

けれども、取りに帰るのも面倒臭い。
なので、そのまま散歩を続けることにしました。

不安だけども、なんとも言えない開放感。
なんだろう、この感覚。


食堂で下ごしらえをしていた女の子たち。


信号の無いところや信号無視して横断する人もよく見かけました。
歩行者用の信号がなかなか青にならないから、私もよくしました。


マラッカの狭小建築。
土地開発で中途半端な形で土地が残ってしまったのかな?


ハッテンホテルという高級ホテルの駐車場に停まっていた、リボンがかけられたベンツ。
このあと新郎新婦が乗るのだと教えてくれました。


ホテルとショッピングモールが繋がってる。


ちょっと歩くと、小学校が。


猫の親子に遭遇。マラッカの猫は細い。
ガイドブックで見たことがある古い建物が目の前に。


マラッカを植民地としたポルトガルが最初に築いた要塞「サンチャゴ砦」。
この上にマラッカ海峡を一望できる丘があるんだった。

が、
ふと宿泊代金に朝食が含まれていたことに気づき、
なんだかお腹が空いてきたのでホテルへ戻ることに。

いつも朝ごはん食べないのに、食い意地張ってます。
けれども、インターネットに繋がっていないことが

とても新鮮だった、朝の散歩でした。

フレンドリーなUBERの運転手

uberでマラッカの街中で開催されているナイトマーケットへ向かいます。

この時の運転手さんがすごい日本フリークで、
私以上に日本のサブカルチャーに詳しくて
車の中で会話が弾みました。
kiroroの「未来へ」という歌が大好きで

Youtubeでよく聞いているとのことで、
車の中で歌ってくれました。

歌詞の意味を聞かれたので、
「娘がお母さんへの感謝の気持ちを綴った歌だよ。
私も友達の結婚式で歌ったことあるよ」
と答えたら、とても喜んでくれました。

この時で4回目のuber乗車だったけれど、
もうuberなしではマレーシアの旅は考えられないくらい
便利で不可欠なものに。

しかも料金も安いし。
そして何より、uber車内での
こういった運転手さんとの何気ないやり取りで
マレーシア人の日常や考え方に少し触れることができ
それが、旅の思い出をいっそうより濃くしてくれたように思います。

もちろん、疲れている時やしゃべりたくない時は
車を呼ぶ時にスマホで目的地を設定してるから
黙っていても行きたい場所へ連れて行ってくれるし。

日本の無愛想で高額なタクシーよりよっぽどいい。

フレンドリーな運転手さん、
車を降りてからも手を振って見送ってくれました。

マラッカの水上モスク

マラッカ海峡に浮かぶ水上モスク”Masjid Selat Melaka”。

到着すると、ちょうど真っ赤な太陽が西の空に沈んでいる頃でした。
沖を航行する大きなタンカー船が
まるでスポットライトを浴びているかのよう。




モスクの周りには既にたくさんのギャラリーが。
肌の色も、聞こえてくる言語もさまざま。


日が沈むとモスクがライトアップされます。
岸に打ち寄せる波音と礼拝を呼びかけるアザーンの声とあいまって、とても幻想的でした。
礼拝へと向かうムスリムたち。

ピンクモスクに続いて、
モスクの中に入ることはできなかったのが少し心残りだけれども、
念願のマラッカ海峡に沈む夕日を見ることができて大満足。

Masjid Selat Melaka
https://news.arukikata.co.jp/column/entertainment/Asia/Malaysia/
マラッカの中心オランダ広場からuberで180円くらいでした。