「パンミー(板麺)」と並ぶマレーシアのローカル麺料理が「ラクサ」。

マラッカでは「ニョニャラクサ」を食べました。
見た目はちょっと「トマトパンミー」に似ているけれど、似て非なるもの。
麺はパンミーは小麦粉が原料で、
ラクサは米粉が原料。

そしてスープは
パンミーが優しい出汁の香りを楽しむ感じで、
ラクサはスパイシーさが特徴といったイメージ。
とてもざっくりとした印象だけど。

とはいえ、
パンミーもラクサもお店や地域によっていろんな味があるようで、
特にラクサは地域によってスープの味付けも麺の種類もまったく異なるのだとか。

写真はマラッカの超人気店「Jonker 88」で食べたニョニャラクサ。
魚の旨味とレモングラスの風味を感じる酸っぱ辛さのなかにふくよかなコクがあって、
これまで味わったことがない複雑な味のおいしさ。

ナシレマといい、このなんとも言えない絶妙なバランスを日本の食卓で再現するのはなかなか難しそう。
もっと日本にマレー料理が楽しめるお店ができたらいいのに。
I miss Malaysian food!