2017年11月20日月曜日、晴れ。

クアラルンプールの隣町のシャーアラムへと車を走らせます。


目的のブルーモスクが見えてきました。
遠くからでもとても大きな建物であることがわかります。


駐車場に到着!
近くで見るとものすごい迫力。
青い空にブルーがよく映えます。

上の写真の正面に見えるのは、信者の方が自由に出入りできる入り口。
このあたりでウロチョロしていると、「観光客用の入り口は左にぐるっと回ったところにある」と、ムスリムの男性が親切に教えてくれました。


観光客用のエントランスでは、芳名帳に署名をします。
他の人の署名を見てみると、日本人がとても多い。

ガイドさんによると、ここを訪れる観光客の大半は日本人なのだそう。
肌が露出しないように、ケープとヒジャブを貸してもらってまといます。


このブルーの色がとても綺麗で、ちょっとコスプレっぽい楽しい気分にも。
人生初ヒジャブを被って気づいたことは、「丸顔がとても強調される」ということ。
丸顔の友達も私も、よりいっそう顔がまあるく見えました。
ガイドさんがついて英語で解説してくれます。


イスラム教になじみの薄い日本人にもわかりやすくイスラム教のことやモスクのことを話してくださいます。
例えばイスラム教のモスクのドームが丸いのは、コーランの声が場内によく響き渡るようにこの形になったとか。


尖塔形のミナレットは、街のムスリムに礼拝を呼びかけたり、旅人の目印になるようためにこのように背が高いのだということとか。
ムスリムの人にとっては当たり前の「イスラムのいろは」を優しく丁寧に教えてくれました。
そして分かりやすい英語で、とってもフレンドリー。

いわゆる“イスラム国”のようなものは、本来のイスラムとは大きく異なるものだということも話してくれました。
ムスリムの人にとっても、心が傷むできごとなのだろうな…。


ドームの内部。
このモスクは世界で4番目の大きさで、1度に25,000人が集ってお祈りをすることができるのだとか。

完成は1988年で今年でちょうど30年と、比較的新しいことにも驚きです。

でも今のマレーシアという国ができたのも今から60年前だし。
ガイドさんと受付のお姉さんと。
2人ともとてもよくしてくれました。
これがブルーモスクの正面。

大きくてカメラの画角に入りきらない。
シャーアラムのブルーモスクへは公共の交通機関だとちょっと不便な場所にあるけれど、uberなどを使ってわざわざ訪れる価値はあると思います。

金曜日は礼拝のため入れないけれど、火曜日には日本語のガイドさんもいるのだそうです。